近年、副収入源としても人気を集めているマンション経営とは、マンションを購入し、他人に貸すことで収入を得るビジネスのこと。一体、このマンション経営にはどのようなメリットがあるのでしょうか? リスクやデメリットにもフォーカスしながら、代表的な3つのメリットについて、解説します。

知識や経験がなくても、サポートを受ければ始められる

まず最初に挙げられるのが、管理業者やエージェントなどのサポートが受けられる点です。

例えば、レストランを新規で出店するとき。どのような料理を出すのか、お店の内装や雰囲気はどうするのか、誰が料理を作るのか、人材確保をどうするのか……など、決めなくてはならない項目がたくさんあります。

しかし、マンション経営の場合、こうした準備で思い悩むことはありません。「経営」という言葉はつくものの、経営に関する知識や経験がなくても、スタートできます。一定の収入があれば、金融機関からの融資を受けてマンションを購入しそれを貸し出すことで、経営は成り立つのです。

どのマンションを購入するのか、家賃をいくらに設定するのか、融資をどこから受けるのか……といった、“決めなければいけない項目”はありますが、管理業者やエージェントなど、知識を持った専門家からアドバイスを受けることができるので、悩む機会は少ないでしょう。

マンション経営は、「貸し出しできる部屋さえあれば、毎月決まった額の収入が得られる」ビジネスです。

他人に貸して得た収入で資産形成ができる

資産形成ができることも、マンション経営のメリットといえるでしょう。

低金利が続く現在は資産形成が難しい時代ですが、マンション経営では、マンションを持つこと自体が資産形成になります。

株式投資を例にとってみましょう。グローバル化が進む近年、世界経済の変化は日本の経済に大きな影響を及ぼし、株式市場などは世界の動向に左右されるようになっています。つまり、リターンが大きい分リスクも大きく、常日頃から世界の情勢に目を向け、最新の情報を入手する必要があるのです。一方、不動産は景気変動に合わせた急激な変動はなく(バブル崩壊やリーマンショックなどは別です)景気が悪くなったとしても、動産を貸すことで得られる家賃収入は劇的には下がりません

安定的な資産である不動産を持つことは、生活の安心感にもつながります。

貯蓄性が高い

貯蓄性が高いことも、マンション経営のメリットです。

家賃収入の利回りは、通常3~4%。銀行の定期預金の利回りが0.2%前後であることを考えると、圧倒的に高い数値です。

また、先ほど説明したように、株式投資などと比較するとリスクが低いため、それらの金融商品に比べると、効率良く安定的に貯蓄できる面も魅力といえるでしょう。さらに、マンションを購入した際に利用したローンを全額返済した後は家賃収入が丸々手元に残るので、私的年金として老後資金の足しにもなります。

定期預金や株式投資などの資産運用よりも、利回りと安定性の面でメリットがあるのが、マンション経営です。

メリットだけではなく、デメリットやリスクを正しく理解した上で、マンション経営を始めよう

マンション経営を始めた理由の大半は、「他人に貸すことで資金が得られる」という、効率的な資産形成の仕組みにメリットを感じたからだと思いますが、今回ご紹介したような3つのメリットがあることも、覚えておいてください。

もちろん、「空室になった際や家賃を滞納されたとき、家賃収入が得られない」「物件は時間の経過とともに古くなっていき、入居率が低下する」「入居者の要望に応えるために、メンテナンスや設備・仕様の更新が必要になる」といったデメリットやリスクもあります。

メリットだけに目を向けるのではなく、デメリットやリスクをしっかりと理解した上で、マンション経営を始めましょう。