マンション経営の成否を握る最も重要なポイントは、「入居率を高めて確実に家賃収入を得ること」です。では、どのように入居率を高めるのでしょうか?

それは「今いる入居者に長く住んでもらう」ことと、「空いている部屋には早く新しい入居者に住んでもらう」こと、つまり入居の長期化と空室の短期化です。

長く住みたくなる住まいを目指す

入居率を高く維持するには、新築時だけではなく2~3回り目以降でも入居者が確保できる物件でなければなりません。

この条件を満たす第一の条件といえば、やはり立地の良さです。生活しやすい場所に自分の部屋があれば、「長く住み続けたい」と思うのは当然でしょう。それは「駅から近い」だけではなく、「学校や病院などに近い」「商店街に近い」「自然環境がいい」「職場の近くにある」なども含まれます。

中古物件を探している方も新築を考えている方も、立地をしっかりと見極めることが高い入居率につながると考えましょう。

次に重視したいのが、居心地を考えた仕様や設備。多少コストはかかりますが、モニター付きインターフォン、IHクッキングヒーター、シャワートイレ、お風呂TVなど、最先端の仕様・設備が設置されていると、居住空間の快適度は増すものです。こうしたワンランク上の仕様・設備は他物件では標準装備となっていないため、「ここに長く住んでいたい」といった心理の呼び水になります。

ただし、過剰な設備投資は資金の回収に時間を要します。入居者ターゲットをしっかりと把握し、適切に判断しましょう。

安心して暮らせる住環境を提供する

ビジネスの世界では「顧客満足度」という言葉をよく耳にしますが、マンション経営ではそれを「入居者満足度」という言葉に置き換えられるでしょう。仕様・設備の充実は、この入居者満足度を大きく引き上げるものです。

また、生活していく上で根幹となるのが過ごしやすさ、です。安心して住める住環境が整備されていることはもちろん、どのようなトラブルにも適切かつ迅速に対応してくれる管理体制が欠かせません。従って、管理を代行業者に委託する場合は、管理に定評のある管理会社を選択しましょう。中には入居者にアンケートをとり、トラブルを未然に防いでくれるような管理会社もあります。

また、管理会社によっては、空室となった場合でも最適なリフォームや仕様・設備の入れ替えを提案してくれる会社もあります。リーシングマネジメント(入居者集め)では幅広い情報網を駆使し、高い入居率に結びつけてくれる会社もあるそうです。

入居率を高め、信頼できるパートナーを見つけよう

マンション経営にとって何より重要なのは、入居率です。好立地の場所かつ仕様・設備に過不足がなければ、入居の長期化と空室の短期間化が実現できるでしょう。

また入居者の満足度を上げるためにも、信頼できる管理会社をパートナーに選びましょう。あなたのマンション経営を長年にわたってサポートしてくれるはずです。