マンション経営において最も重要なことは、きちんと入居者がついて家賃収入を得ること。だからこそ、切り離せない空室リスクには、どのような対策が取れるのでしょうか?

立地

詳しくは「良い立地の選び方」を参照してください。

トレンドをつかみ、入居者が希望する設備を設ける

新築マンションであれば、購入時にはそのとき求められている最新の設備が当たり前に導入されているかもしれませんが、それは時代とともに変化していきます。

例えば、現在では「バス・トイレは別々が当たり前。独立洗面台もなるべく設置」が賃貸物件においてとても重要な項目ですが、少し前は「ホテルみたいでおしゃれさ」と3点ユニットが大流行していました。

この例からもわかるように、消費者(入居者)のニーズはどんどん進化していくのです。ときを重ねても入居者に選ばれるように、運用の中でテコ入れをすることも必要です。

管理会社

「家賃下落リスクを考えたマンション選び」の3でもお伝えしたように、資産性を保つための中長期的な修繕計画に加えて、入居者に住み続けてもらうための日々の清掃・点検などの建物管理が大切であることに変わりません。

さらにもう一つ、「賃貸管理」も空室対策に直結する重要な項目です。

入居付けから、敷金や礼金の設定、更新手続き、WEB掲載、室内クリーニング、クレーム処理、家賃集金などがこれにあたります。必要な知識や割く時間も多く必要となり、自ら行うのは現実的に難しいため、多くのオーナーが管理会社に任せています。

ただし投げっぱなしにするのではなく、空室対策に直結するこれら2つの管理の重要さを理解し、信頼できる管理会社を選定することや随時、各管理状況を確認しておくことが大切です。

サブリースシステム

サブリースシステムとは、管理会社がオーナーの所有物件を借り上げ、毎月の家賃を入金するという仕組みです。

管理運営業務の一切を代行しながら家賃収入も滞りなく得られるため、空室を心配することなく安定した運用することが期待できます。事実、多くのマンション経営オーナーが、このサブリースシステムを空室対策の一つとして選択しています。いろいろな管理会社がこのサブリースシステムを提供していますが、期間や更新年数、手数料、各種条件などは各社によって異なりますので、比較するとよいでしょう。

正確な知識と押えるべきポイントを間違えなければ、運用前からリスクを最小限に抑えることは決して難しいことではありません。考えうる「空室リスク」と向き合い、マンション経営成功への一手を打ちましょう。