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不動産投資、成功までの道のり|中高年サラリーマン編
お金の流れをシミュレーションしながら、年代・職業別に不動産投資を成功させる秘訣をご紹介。今回は「中高年サラリーマン編」です。
Bさんの状況
定年退職まであと、10年前後。老後の生活資金に不安がある。
年金は夫婦合わせて月額 25万円程度だが、できれば月額30万円以上のお金が使えるようにしたい。
まだ住宅ローンも残っているし、子どもの学費もかかるので、貯蓄はある程度残したいと考えている。
定年時には、退職金が1000万円程度入ってくると思われるので、これをうまく使った資産形成を希望。
投資に関する考え方
- 10年後に安定的な収入が得られるよう準備する。今すぐに利益が上がらなくてもよい。
- 10年後に退職金が入ってくるので、これを投入することで資金収支を改善させる。
- 貯蓄はなるべく使わないようにする。
具体的な対策
POINT1
2000万円(諸費用も含めた総額)のワンルームマンションを購入し、賃貸する。家賃収入は月額 8万円。
POINT2
購入費用 2000万円のうち、1600万円は借入でまかない、自己資金は貯蓄のうち400万円を投入する。
借入期間は20年、金利2.5%とする。10年後の元本は約900万円なので、退職金を使って繰上返済する計画(10年後には借り入れがなくなる予測)。
2000万円の物件を買った場合の年間資金収支
ローン返済中の収支 | ローン返済が終わった後の収支 | ||
---|---|---|---|
収入 | 収入 | ||
家賃収入 | 96万円 | 家賃収入 | 96万円 |
支出 | 支出 | ||
管理費 | 12万円 | 管理費 | 12万円 |
修繕積立金 | 6万円 | 修繕積立金 | 6万円 |
固定資産税・都市計画税 | 9万円 | 固定資産税・都市計画税 | 9万円 |
借入金返済 | 103万円 | 借入金返済 | 0万円 |
支出合計 | 130万円 | 支出合計 | 27万円 |
収入 | 収入 | ||
-34万円 | 69万円 | ||
資金収支は、月額3万円程度の持ち出しとなるが、将来に向けた準備と考える。 | 返済負担がなくなると、資金収支は大幅なプラス。年間70万円近い(月額6万円)「自分年金」がつくれた形になっている。 |
貯蓄額では下回るものの、資産額では上回る
借り入れによる返済負担が生じる間は、資金収支がマイナスになります。また、退職金のほとんどを返済に回すので、不動産投資をしない場合に比べ、貯蓄額は大幅に少なくなります。
ただし、資産全体で見ると、不動産投資をした方が大きく上回っています。
75歳時での貯蓄額は、不動産投資をしなかった場合と比べ、約 1000万円少ないです。しかし、不動産投資をした場合、不動産という資産を得ています。
買ったときの値段(2000万円)より多少値下がりしたとしても、資産の総額では、不動産投資をした方が多くなる計算です。
前提条件
- 不動産投資をしない場合の、52歳時の貯蓄は800万円。
- 不動産投資をした場合、自己資金 400万円が必要になり、1年目の34万円の持ち出しがあるので、貯蓄額は366万円。
- 不動産投資をしなかった場合、毎年貯蓄額が50万円増える。
- 65歳時には退職金があるので、1050万円増える。
- 不動産投資をした場合、毎年34万円の持ち出しがあるので、貯蓄額は毎年16万円しか増えない。
- 65歳時には退職金収入が1000万円あるが、900万円を返済に充てるので、貯蓄額は116万円増える。
- 不動産投資をしなかった場合、65歳以降、毎年60万円、貯蓄額が減る。
- 不動産投資をした場合、65歳以降も、毎年10万円、貯蓄額が増える。
- 65歳以降の不動産の価格は、買ったときの6割(1200万円)と仮定。
- 年金生活に入った後、貯蓄を取り崩さずに済む。
まとめ
不動産投資から得られる家賃収入により、貯蓄を取り崩さずに済むので、お金が入用(いりよう)になったときの心配も少ないです。
また、いざとなれば、不動産を売却することでお金をつくることも可能です。
老後の備えや新たな収入源の確保を目的として、不動産投資を始める方が増えてきました。
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監修:小泉 由貴乃(レイビー編集長)
管理業務主任者、マンション管理士、3級ファイナンシャル・プランニング技能士